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山陽新聞「「病封じ」祈願の石けんいかが」

精油入り、15日から販売

 

 新型コロナウイルスの感染予防に役立ててもらおうと、備前国総社宮(岡山市中区祇園)は病封じを祈願した石けんを作った。殺菌効果の高い精油入りで、表面に刻まれた「病」の文字が手を洗うたびに小さくなっていくアイデア商品。15日から社務所で販売する。

 石けんは縦横4.5センチ、厚さ2.5センチの手のひらサイズ。オリーブオイルをベースとし、精油の中で抗菌・殺菌効果が高いとされるティーツリーとラベンダーを配合した。製造は赤磐市のハンドメード作家に依頼した。

 総社宮の祭神は、古事記にある「因幡の白兎(うさぎ)」神話の中で、白ウサギをガマの穂で治療したことで知られる大己貴命(おおなむちのみこと)=大国主命(おおくにぬしのみこと)。病気平癒の祈願に訪れる人も多く、武部一宏宮司(47) は「神前に奉納した石けんで手を洗うことで、感染症への不安が少しでも和らげば」と話している。

 1個500円。郵送でも対応する。問い合わせは総社宮(086―275―7055)のホームページ。 (岡村綾乃)

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